2025年夏競馬で開催の小倉もいよいよ最後の重賞。
今年の小倉記念の勝ち馬は「イングランドアイズ」でした!
おめでとうございます!!!
最終週で1枠1番、斤量51kg、今回メンバーでは唯一の牝馬、9番人気などなど
買いたくなる要素、不安要素といろいろあったと思います。
そんなイングランドアイズが勝った小倉記念をラップタイムで分析してみましょう!
ラップタイムで見る2025年小倉記念
レースがスタートするとまずハナ争いをしたのが7枠の2頭⑬スズカダブルと⑭グラティアスでしたが結局⑭グラティアスがハナを奪い後続を突き放した逃げをしたことで最初の1000m通過が58.7と速いペースでレースが進みます。
3,4コーナーあたりで後続との差が詰まり直線では内と馬場の3分所での馬の攻防。
最終的に内を上手く突いた①イングランドアイズに勝ち星が上がります。
レース全体のラップタイムは
「12.7-11.0-11.3-12.0-11.7-11.7-12.1-12.8-12.4-12.2」
前3F「35.0」前4F「47.0」前5F「58.7」
後5F「61.2」後4F「49.5」後3F「37.4」
今回のレースは大逃げ馬がいたのでラップタイムを鵜呑みにするのは危険ということになります。
しかし、重賞かつ夏の小倉競馬場というある種特殊な馬場であるところを考えると、前半1000mのラップタイムはそれほど異例ではありません。
注目するべきは後半のラップタイムです。
「11.7-12.1-12.8-12.4-12.2」
ゴールまでの残り600mのところでペースが緩み、そこから若干ですがペースが速くなりました。
これは大逃げの馬がバテたところをすぐ後ろに待機していた後続が交わしたことによるもので、実際に勝ち馬の①イングランドアイズは5番手で競馬をしていました。
また、1~3着の馬は4コーナー時点で7番手以内(1/2頭前)で競馬をしており、その3頭との上がり3Fが36.2~36.4というバテても走り切ったタフな馬たちでした。
今回は末脚の切れ味よりもタフさが求められるレースであったことがラップタイムや上がり3Fからよくわかるレースだったと思います。
これは小倉競馬場が前有利という裏付けにもなりますね。
来週は関屋記念!
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